カテゴリ: 美容皮膚科

日焼け止めも飲む時代…!?

皆さんこんにちは!久しぶりの更新となってしまいました…(´;ω;`)
すっかり涼しくなってきましたが、まだまだ紫外線は怖い時期ですね。

今回は、飲む日焼け止め『ヘリオケアウルトラD』のご紹介をしたいと思います☆

ヘリオケアウルトラDの商品写真
汗をかくと、塗る日焼け止めは塗布部分しか効果がなく塗り直しも必要になってしまいます。
ヘリオケアは飲むことで、全身への効果があります。とても楽チンに日焼け止め効果が期待できます☆

ヘリオケアは、シダ植物から抽出したFernblockが日焼けによる赤み、皮膚のダメージを軽減します。
また、皮膚癌のリスクを減らすと言われています。
UVA(紫外線A波)は最も危険な放射線と言われています。ヘリオケアはUVAに対し防御効果がある事が証明されています!
SPFはUVB(紫外線B波)の防御効果を表す指標です。残念ながら経口剤の紫外線防御因子を測定することはできません。

ヘリオケアウルトラDには以下の成分も配合されています。

ビタミンD・・・・・全身の健康を維持する。骨粗鬆症予防
ビタミンCとE・・・抗酸化作用
ルテイン・・・・・・目の保護作用
リコピン・・・・・・赤み予防

外の開放感のある写真

日光を浴びる30分前に1カプセル服用します°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
長時間日光を浴びる時は4時間後にもう1カプセル追加するとよいですよ!(^^)!

ヘリオケアに含まれる成分は安心安全な天然由来、副作用の報告はありません。
子供も服用可能ですが、カプセルが大きい為、4歳以上からの服用が推奨されています。
非常に稀ですが、ヘリオケアに含まれる成分に過敏症の方は服用頂けません。
妊娠中、授乳中は安全性が未確認の為ご使用はお控え下さい。

内容量:30カプセル入り。6440円(税込み)
是非お試し下さいね(^_-)-☆
但し、ヘリオケアだけでは十分と言えない部分もあり、やはり塗る日焼け止めを併用されることをお勧めします💛

海の写真

ハワイを含むリゾート地・海へ行かれる方、ぜひお勧めします。
ハワイはサンゴ礁の保護のために、2021年より有害物質を含む塗る日焼け止めが使用禁止になっています。
恐らく世界的に同じ流れになりますので、飲む日焼け止め・・・大注目なのです☆☆☆

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日焼け止めのおすすめご紹介♡

当医院でお取り扱いしている日焼け止め☆

当医院では、NAVISION DRの日焼け止めシリーズをお勧めしております。

NAVISION DRのUVシリーズ一覧

医療機関専売品のNAVISION DRをお取り扱いおります。資生堂さんが販売元です。

特にナビジョン DR BBプロテクトUVが最も売れています。SPF50でPA++++です。紫外線を防ぎながら、薄付きのファンデーション効果もあります。保湿成分と肌荒れ防止パウダーが配合されています。
自然な肌色タイプと明るい肌色タイプがあります。サンプルのご用意もございますので、是非お声かけ下さい!
夏はこれが手放せない方が特に多数いらっしゃいます(*’ω’*)

透明タイプで美白もできるTAホワイトプロテクトUVや、紫外線吸収剤が入っていないTAマイルドプロテクトUVもご用意がございます。

また、紫外線を防ぎながら保湿もできるモイストプロテクトUVもございます。
全てのシリーズ、すーぅと肌に馴染み日焼け止め独特の匂いやべたつきがありません!!

目の下のクマには、UVケア効果のあるナビジョン DRスポッツカバー(コンシーラー)がお勧めです。
ほんの少し塗るだけででシミやそばかす、クマが隠れてしまいます。
伸びが良いので、1年位もちコスパ良しです☆SPF40でPA+++なので、日焼け止め効果もあります。とってもお得☆☆☆
他社のコンシーラーと比較しても、カバー力もとても優秀だと思います。

紫外線を防ぐリップもご用意しています。ナビジョン DRモイストリップクリームです\(^o^)/
SPF15・PA+++です。ヒアルロン酸配合です。
メンソール配合の薬用リップをお使いの方は多いと思います。薬用だから安心と思いがですが、メンソールは時には刺激となり、唇の皮剥けの原因となってしまうことがあります。
唇にも紫外線対策と保湿をしっかりとしてあげてください💛
乾燥が気になる方は是非お試し下さい。

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紫外線と日焼け止めの効果について☆

紫外線について

子供の頃は、紫外線を気にせずにバンバン焼いていた人が多いと思いますが、今や殆どの人がUV対策をするようになりましたね。

日焼け止めを買うときに、SPF50とかPA++++とか・・・目にされると思います。

これが何かご存じですか?

私も皮膚科に勤務するまではよく知りませんでした。

今回は、紫外線の種類と日焼け止めを併せて説明させて頂きます!


日焼け止め

紫外線は波長の長さによって、UVAUVBUVCの3つに分かれます。

私たちの肌に悪影響を及ぼすのはUVAUVBです。

シワやたるみの原因となるのがUVA、シミや炎症の原因となるのがUVBです。

日焼け止めのSPFは紫外線B波(UVB)の防御効果を示しています。

Sun Protection Factor(サンプロテクションファクター)の略です。

SPF50だと50時間効果がある。というわけではありません。

紫外線があたりだしてから日焼けしてしまう(赤くなる)まで個人差はありますが、大体15~20分と言われています。

それをSPF50なら50倍遅らせることが出来る。という意味です。

同じSPF50でも

10分で赤くなる人は…10分×50倍=500分(約8時間)防御できる。

20分で赤くなる人は…20分×50倍=1000分(約16時間)防御できる。

ということになります。

しかしながら汗をかいたり、擦ったり、塗る量が少ないと効果が存分に発揮されません(´;ω;`)日本人は日焼け止めを塗る量が少ないと言われています。

PAは紫外線A波(UBA)を防御すると考えられています。

+よりも++++と+が増える毎にA波を防ぐ力が大きいと考えられています(*^^)v

日焼け止めは、ベトベトすることも多く塗りたくないという方もいらっしゃいますね。ベトベトするのは、油分が含まれているからです。物によっては、紫外線散乱剤や紫外線吸収剤などの化学物質を含んでいることがあります(*_*)これによって、かぶれてしまうしまう方もいらっしゃいます。

日焼け止めを塗る女性

日焼け止め購入の際、販売員の方に成分をよーく聞いてみるか、腕に少し塗って、パッチテストしてみると良いかもしれません。皮膚科でも販売しています。色々と種類が有ります。サンプルも有りますので、是非声を掛けて下さいね(*´▽`*)

皮膚の老化の原因8割が、紫外線による日焼けによるものなのです。徹底的に肌を守るには、約2時間毎に日焼け止めをこまめに塗り直すのがコツですね💛今からでも紫外線対策をしっかりしましょう☆

当クリニックで人気の商品は次回お伝えさせて頂きます💛💛💛

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皮膚科に関連する診療科について

このページでは、今まで皮膚科の疾患を中心に紹介してきました。今日では医療の専門化が進み、皮膚科と関連する診療科として、美容皮膚科、美容外科などが挙げられます。しかしながら、これらの違いをみなさんはご存知ですか。

美を目的に診察する皮膚科というのが身近になったのはごく最近のことです。そのため、聞いたことがないという方や、初めて知ったという方も中にはいらっしゃるかもしれません。この美容皮膚科や美容外科は、病気の治療よりも美しくなることを目的として診察を行いますので、いわゆる一般的な皮膚科とは異なります。

では、それぞれの診療科が具体的にどのような処置および治療をしているのか見ていきましょう。

はじめに美容外科からご案内します。美容外科では、主に外科的な手術を受けることができます。具体的には、二重の埋没手術や豊胸手術、リフトアップ手術などが挙げられます。そのほかにも美容外科では様々な施術を用意しており、ヒアルロン酸やボトックスなどを注入する手軽なものから、メスを使うことなく糸を挿入してリフトアップをするような施術も最近ではみられるようになりました。

次に、美容皮膚科について紹介します。美容皮膚科では、メスを使わずにアンチエイジングを目的とした治療を中心に実施しています。そのため、手術に抵抗があるという方でも比較的安心して受ける事ができるといえるでしょう。
たとえば、レーザーを使用してのシミやしわの治療、医療レーザー脱毛、美肌注射、点滴、美容を目的とした外用薬や内服薬の処方などを行っています。また、整容面からのスキンケアや美肌施術も行っていますので、エステ等よりも一層の効果を実感したいという方にお勧めかもしれません。

皮膚科では、一般的に熱傷(やけど)、湿疹(皮膚炎)、アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患が生じている場合、それらの病気を治すことが本来の目的となっています。
確かに、皮膚科でも、ニキビやニキビ跡、肌荒れ対策などを以前から行っているので、美容皮膚科と重複している部分もあり、二つの区別が難しい部分もあります。端的に言うと、皮膚にできてしまった病気・病変を治すことは皮膚科の分野、そしてより美しく見せるといった整容目的の診療は美容皮膚科・美容外科の領域といってもよいかもしれません。

しかしながら、美容を目的とした皮膚科と一般的な皮膚科には、大きな違いもいくつかあります。代表的な点を二つあげてみたいと思います。

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美白治療

今回は、しみ(肝斑)、くすみ等、紫外線によって生じる皮膚病変および美白治療について説明します。やっと暑い夏も終わりましたが、みなさんは紫外線対策を実施されましたか。

光には、体内時計の調節など人間生活で役立つ効能も多くあります。
しかしながら、繰り返し紫外線を浴びることがしみやしわ、場合によっては癌の原因となることも分かっています。現在では、小児のうちから日焼け止めを使用することが推奨されるようになりました。

美白や肝斑の前に、まずは紫外線が皮膚に変異をもたらすメカニズムについて簡単にお伝えします。
肌に紫外線が当たると、まずは日光皮膚炎が起こります。
これは、日光に当たった部位がひりひりとする症状で、いわゆる日焼けです。
UBVにより皮膚の表皮細胞が一部破壊されたために生じ、数日後に皮膚剥離、水泡が生じることもあります。
さらに、日焼けによってUBVやUBAを浴びた後、色素細胞が活性化し、メラニン色素を発生させます。そのために色素沈着が生じ、肌の色が黒くなってしまいます。
UVAはUBVと比較して、皮膚の深層まで到達するため、後の色素沈着を引き起こします。このように、紫外線を浴び続けることによって皮膚が破壊されると、後のしわやたるみの原因になります。

それでは、肝斑、炎症後色素沈着、くすみ、くまなどをはじめとする紫外線が原因の皮膚病変を防ぐためには何をするべきでしょうか。
まずは日焼け止めを使用することが第一です。
自分の皮膚に合ったもの、使用感が良く嗜好に合うものを選択し、頻繁に塗りなおすことも必要です。
日傘や帽子等での遮光も効果的だといえます。
また、ビタミンCやビタミンE、ポリフェノール等を摂取することもよいでしょう。

上記疾患の主な治療法ですが、内服薬や外用薬、光治療など様々な種類があります。
ただし、保険診療の対象外のものもありますので、お気を付けください。
内服薬として、ビタミンCが基剤のアスコルビン酸は肝斑や雀卵斑に、トラネキサム酸は炎症後の色素沈着にそれぞれ保険適用が通っています。
ただ、副作用も懸念されることや、また既往によっては内服ができない場合もあります。
そのため、処方を希望する際はお薬手帳を持参して皮膚科医の判断を仰ぐことをお勧めします。
また、加齢や長年にわたる紫外線の蓄積で起きた老人性色素斑等には、レーザーによる光治療が効果的だと言われています。

肝斑に用いる主な外用薬には、ハイドロキノン、レチノイン酸(トレチノイン)等があります。多くは自費診療の対象です。
レチノインとは表皮メラニンを排出する作用があるため、色素沈着に対して効果があるとうたわれています。
また、ハイドロキノンには新しいメラニン再生を抑制する作用があるため、両者を併用して用いることで薬剤の浸透性を高める効果があるといえるでしょう。
ハイドロキノンが含有された化粧品は医療機関で自費購入できる場合もあるため、最寄りの皮膚科へ確認して下さい。

一言で美白といいますが、美白治療には色素性病変を改善するもの、皮膚の色を明るくするもの、肌の透明度を上げるなどいくつかの目的に分類されます。
その目的に応じて外用薬、内用薬、ピーリング、レーザーなどいくつかの種類があります。さらに最近では、美白をうたう化粧品が数多く販売されています。
ただ、保険診療内での治療には限りがあるため、望み通りの治療を望む方は自由診療である美容皮膚科を受診することも一つの方法だといえるかもしれません。

目黒近辺で皮膚科をお探しの方や、美白をはじめとして、しわやくすみ、くま等の美容系の皮膚疾患でお悩みの方は、ぜひ「あいおいクリニック皮膚科 アトレ目黒」をご利用下さい。

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薬を使うニキビ治療、薬を使わないニキビ治療

ニキビが目立つところにできていたり、広範囲にできていたりする時、どうしていますか?こんなところにできて、早く治らないかなと思うこともあるのではないでしょうか。

目黒駅直結のあいおいクリニックでは、薬を使ったニキビ治療も、薬を使わないニキビ治療も行っています。

 

今回は、薬を使う治療と使わない治療の違いや、使うお薬、行う処置などをお伝えします。

 

〇ニキビ薬を使った治療

ニキビの種類や症状によって、治療に用いられる薬も異なってきます。

〇抗生物質

肌のトラブルで受診した際、多くの場合処方されるのが抗生物質です。外用薬、内用薬の2種類があります。症状や、ニキビの状態によって使い分けられます。

・外用薬

外用薬として処方される抗生物質には、ニキビの原因菌であるアクネ菌を殺菌する作用があり、赤く腫れたニキビの炎症を抑える効果があります。ただし、炎症を抑えるだけでニキビそのものを治す効果はありません。また、炎症の起きていない初期ニキビに対しては抗生物質では治療ができません。

・内用薬

内服薬による治療は、広範囲の炎症を一気に抑えることができます。

ただし、炎症ニキビに対する対症療法であることは、外用薬と同じです。

〇外用レチノイド

外用レチノイドは比較的新しいニキビ治療薬で、日本のニキビ治療を変えた薬ともいわれています。

レチノイドはニキビの発生原因となる角質細胞ができるのを抑えてくれるお薬です。

ニキビの発生原因を抑えるので、塗り続けることでニキビ予防も期待できます。初期ニキビの悪化防止、新しいニキビの発生防止に効果のあるレチノイドですが、炎症を止める効果はないので、腫れた赤ニキビに対しては十分な効果がありません。

〇ホルモン治療

大人ニキビの治療法として、ホルモン治療が注目を集めています。20代以降に生じる大人ニキビは、ホルモンバランスが乱れ、男性ホルモンの働きが活発になることが原因です。

男性ホルモンは肌の角化細胞を増やし、角質層を硬く収縮させるため、毛穴詰まりが起こりやすくなります。

男性ホルモンの動きが活発になっている場合は、女性ホルモンが含まれているピルの服用や、女性ホルモンに類似した作用のある成分を投与することでホルモンバランスを整え、男性ホルモンの働きを抑えます。また、女性ホルモンが配合されている軟膏をニキビができている場所に塗るといった外用薬の治療もあります。

ホルモン治療は大人ニキビの根本原因を取り除くことができます。抗生物質などの外用薬を塗る治療はあくまで対症療法であり、ニキビの原因そのものをなくすことはできません。

一般的な皮膚科ではホルモン治療を行っていないことが多いので、ホルモン治療を希望する場合は一度お医者さんに相談することをお勧めします。

 

・面ぽう圧出

面ぽう圧出というのは、ニキビの表面に小さな穴をあけ、そこから膿、皮脂といったニキビの原因を摘出する処置のことです。穴をあける際には針を使う場合とレーザーを使う場合があり、穴をあけた部位には面ぽう圧出器(アクネプッシャー)という治療器具を当てて摘出処置を行います。

炎症を起こしていない初期段階のニキビに対しての効果は高いですが、目立つニキビをすぐになくすための補助的な治療であり、ニキビ肌そのものを治す治療ではないと理解しておきましょう。

また、自己判断でニキビをつぶすと高確率でニキビ跡が残ったり、悪化して膿が溜まったりします。自己判断せず、医療機関を受診するようにしましょう。

 

いかがでしたか?

目黒駅直結のあいおいクリニックでは患者さんひとりひとりの症状に合わせた最適の治療を行っていますので、ぜひ一度、当クリニックへご相談ください。

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目の下のクマ、消すにはどうしたらいいの?

目の下にクマがあると、「疲れてるの?」「大丈夫?」などと聞かれることもしばしば。お化粧で隠そうとしてもそこだけ厚塗りになってしまうし……と、自分の見え方に悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。とクマにも種類があり、それぞれに原因と対処方法があります。毎日のケアで改善できるものも多くありますので、まず自分のクマはどれにあたるのか見て、セルフケアから始めてみてはいかがでしょうか。

 

疲れてるの?大丈夫?などと聞かれやすいクマの種類は3種類あります。

それぞれについて、原因と対処法をお伝えします。

 

〇茶グマ

色素沈着などが原因のクマです。表皮にできたシミと同レベルのものと、真皮レベルでメラニンが皮膚の奥に沈着したものの2種類があり、それぞれ対処法が違います。

・表皮レベルの茶グマの原因と対処法

茶グマの主な原因は色素沈着です。紫外線から受けたダメージに加えて、目をこすりすぎると色素沈着を起こしやすくなります。また、皮膚炎や乾燥によるかゆみ、肌に合わない化粧品などが原因になっていることもあります。茶グマはまぶたにもできます。メイクをするので見過ごしがちですが、一度注意してみてみましょう。

・対処法

美白効果の入った化粧品でのケアがお勧めです。日々のケアとしては、ビタミンC誘導体配合の物を使用するのがお勧めです。また、皮膚科などで処方してもらえるハイドロキノンも有効です。お薬を使用する際は目の近くへの使用ですから、注意して使ってください。

・真皮レベルの茶グマの原因と対処法

真皮レベルの茶グマは、「遅発性両側性大田母斑様色素斑(ちはつせいりょそくせいおおたぼはんようしきそはん)」と呼ばれるあざです。メラニンが皮膚の奥に沈着している状態です。

・対処法

レーザーでの治療が有効です。

 

〇青グマ

目の周りにあるたくさんの毛細血管の血流が悪くなり、目の周りの薄い皮膚から毛細血管が透けて、青っぽく見えていることを青グマと呼んでいます。

冷え、生活習慣やホルモンバランスの乱れ、睡眠不足や疲労、ストレス、目の疲れなど、たくさんの原因が考えられます。最近はパソコンやスマートフォンなどの画面を見続けることで、血流が悪くなってしまうことも原因の1つです。

・対処法

マッサージやホットパックをして血流を良くしましょう。マッサージはクリームなどを使用して滑りをよくし、優しく行ってください。強い力で押したり、こすったりすると色素沈着を起こして茶グマの原因になってしまいます。

また、目の周りだけでなく、全身の血の巡りをよくするためにも、半身浴や適度な運動も大切です。

 

〇黒グマ

生まれつき目の下の脂肪が少ない、または加齢により目の周りの脂肪が少なくなったり、皮膚がたるんだりして影ができてしまうタイプと眼窩脂肪を支えている筋肉が緩み、眼窩脂肪が突出する(目袋になる)ことにより、たるみができ、その下にへこみができてしまうタイプの2種類があります。

どちらの場合もシミではないので、メイクで隠すことが難しいのも特徴です。

・対処法

影ができてしまうタイプの場合は、皮膚のへこんだ部分にヒアルロン酸を注入し、へこみをなくす方法があります。

眼窩脂肪によるたるみができてしまうタイプの場合は、眼窩脂肪を取る脱脂術などの手術があります。

 

目の下のクマは、日々の生活でケアできることも多くありますから、メイクで隠そうとするだけでなく、毎日のケアを心がけることが大切です。

茶グマと青グマ、茶グマと黒グマのどちらでもある方も多く、ケアもそれぞれになります。

色などを見て判断するだけでなく、気になる方は目黒駅直結のあいおいクリニックへご相談ください。

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気になる顔のしわ、たるみの治療法「フェイスリフト」とは?

年齢を重ねると気になる顔のしわやたるみ、ほうれい線。改善をするには、「フェイスリフト」という治療法があります。

フェイスリフト治療はいくつか種類がありますから、自分に合った治療を行うことが大切です。

 

〇どのような治療があるのか

フェイスリフト治療は大きく分けると以下のように分けられます。

・フェイスリフト手術(切るリフトアップ)

・糸によって皮膚を引き上げるフェイスリフト

・高周波、超音波、レーザーなどを使用した照射治療

・ヒアルロン酸、ボツリヌストキシンなどの注入、注射治療

それぞれ、どのような治療なのか見ていきましょう。

 

〇フェイスリフト手術(切るリフトアップ)

フェイスリフト手術は、元々しわ、たるみに対する切る手術を意味します。フェイスリフト手術は、顔のどの部位に、どのくらいの範囲で、皮膚のどこまで処置をするかで細かく分けることができます。

顔のたるみは、皮膚だけではなく皮下組織やSMAS(表在性筋膜)が緩んでいることが多く、皮膚だけを引っ張ってもしっかりとした効果が望めません。そのため、リフトアップ手術ではSMASから引き上げる方法の手術が行われることが多いです。

他にも、骨と筋肉が強く結合している部位ですと、骨が動かないため十分なリフトアップ効果が得られない場合があります。その場合は、骨膜下を剥離して筋肉の可動域を広げる処置が行われます。

このように、フェイスリフト手術は非常に多くのバリエーションがあり、医師の考え方や技術によっても大きく変わります。

まずは専門の先生に相談するところから始めましょう。

 

〇糸によって皮膚を引き上げるフェイスリフト

糸によるリフトアップは2種類あります。

・糸でたるんだ部分を「引き上げる」方法

たるんだ箇所を糸で物理的に引っ張り、たるみを改善する治療です。

「フェザーリスト」や「スレッドリフト」と呼ばれ、糸の種類、止め方の様式、糸の素材によって様々な分類があります。

・糸を埋め込んで組織を「引き締める」方法

こちらは、糸を埋め込むことで組織を反応させ、それを利用して肌質をよくする効果を狙ったものです。

 

〇高周波、超音波、レーザーなどを使用した照射治療

照射系の治療としては、高周波RF治療やウルセラのような超音波治療などがあります。肌質の改善など様々な効果は実感できるといわれますが、たるみ治療としては効果が薄く、改善されたと感じられる時間も短いようです。

レーザーもさまざまなものがありますが、リピーターも多く、肌の状態が良くなったという感想が多いようです。ただ、やはりたるみ治療としての効果は薄いようです。

 

〇ヒアルロン酸、ボツリヌストキシンなどの注入、注射治療

たるんだ部分を引き上げると同時に、くぼみが生じた個所にヒアルロン酸を注入するなどのボリューム改善治療が近年併用されるようになっています。

しかしながら、たるんだ皮膚を引き上げる効果はありませんから、たるみ治療とはいえません。

目黒駅直結のあいおいクリニックでは注入、注射治療のご相談を受け付けております。

 

たるみ治療にはさまざまありますが、効果には治療によって差がありますし、長く続くもの、続かないものがあります。

また、少なからずリスクを伴う治療もありますので、リスクを十分に理解したうえで治療をするか決めることも大切です。

まずは専門の先生に相談のうえ、自分に合った治療法を見つけるところから始めてみてはいかがでしょうか?

目黒駅直結のあいおいクリニックでは皆様のご相談をお待ちしております。

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ボトックス治療の基礎知識

近年、「ボトックス治療」「ボトックス注射」という言葉を耳にすることが増えてきましたが、どのような治療で、どのような効果が期待できるのかよくわからない方も多いのではないでしょうか?

今回はボトックス注射の効果や施術の流れについてご紹介いたします。

 

〇ボトックス注射とは

しわの改善や小顔効果のほかに、注射をする個所によって足痩せなども期待できる治療です。

ボトックス注射にはたんぱく質の一種であるボツリヌストキシンが使われており、筋肉と神経の働きを局所的に弱める働きがあります。

 

〇ボトックス注射の効果

ボトックスを注入する部位によって、様々な効果が期待できます。

・表情しわの改善

目じりや眉間、額のしわを解消するためにボトックス注射を行います。ボトックスを注入することで表情筋の動きを抑制し、様々な表情をしてもしわが現れないようになります。

・えらのラインの解消

えらは、咬筋という筋肉が過剰に発達することで顔が大きく見えてしまいます。そこで、咬筋にボトックスを注入することでえら張りを抑制することができるといわれています。

・ふくらはぎ

運動をしていて筋肉が張ったふくらはぎにボトックスを注入することで筋肉の張りを抑え、しなやかなラインのふくらはぎにする効果が期待できます。

・口周りのしわ

口の周りのしわやほうれい線の周りにボトックスとヒアルロン酸を注入することで、ふんわりとした印象の口元にする効果が期待できます。

 

〇ボトックス注射による副作用

ボトックス注射には筋肉をリラックスさせる作用があるため、効果を得たい部位以外の筋肉にも影響が及ぶという副作用が起こる可能性はあります。

怒る可能性のある副作用は以下の通りです。

・表情のこわばり

ボトックスの持つ神経の働きを弱める作用により、広範囲にわたって筋肉が動かなくなる可能性があります。すると、表情が不自然にこわばってしまうことがあります。ボトックスを注入した直後に起きやすいのですが、量や注入する位置に気をつければある程度調整することができます。

・物を噛むときの違和感

えらの張りを解消するために咬筋にボトックスを注入することがあります。咬筋は物を噛む際に動く筋肉ですから、違和感を覚える場合もあると思われます。この症状は数日たてば自然に治まります。

・皮膚のたるみ

ボトックス注射をすると、張っていた皮膚がたるむことがあります。ボトックスの効果がなくなれば元に戻りますが、たるみが気になる方はボトックス注射の継続について先生と相談するようにしましょう。

 

ボトックス注射による治療は、近年確立されたものでもあり、日本での認可は「眉間と目じりのしわの解消」に対してのみ効果があるとされています。つまり、他の部位に関しての効果は正式には認められていないということです。

また、治療の経験がある医師も少ないため、医師やクリニック選びを慎重に行う必要があります。

しかし、痛みも少なく、施術時間は20~30分程度で、注射の後も目立たないため、治療にかかる負担は少ないといえます。

 

ボトックス注射の前にはカウンセリングと診察を受けることが必要です。

治療を受けるか迷っている場合でも、カウンセリングだけを受けることもできますので、納得のいくまで医師に相談の上、治療をするかどうか判断するようにしましょう。

 

目黒駅直結のあいおいクリニックでは、ボトックス治療についての説明からボトックス治療の方法まで、患者さんの納得のいくまでご相談していただけます。

お気軽に当クリニックへご相談ください。

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