思春期から大人まで、様々な人のお肌の悩みといえば、「ニキビ」ではないでしょうか。思春期になると急に肌にニキビができ、つらい思いをしたり、大人になって少し生活が乱れると目立つところにニキビができたり……。
思わずつぶしてしまって跡が残った、という人も少なくないのではないでしょうか。
今回は、そんなニキビの種類と治療法についてお伝えしていきます。
〇そもそもニキビはどうしてできるの?
思春期ニキビも、大人ニキビも、毛穴の入り口が詰まってしまうことでできます。
思春期ニキビは、発達していない小さな毛穴に皮脂が詰まることでできます。皮脂分泌が盛んになる理由としては、
・成長ホルモンの影響
・男性ホルモンの影響
・ストレス
・黄体ホルモンの影響
などがあげられ、思春期ニキビは、特に成長ホルモンが多く分泌される思春期にできやすいため、思春期ニキビと呼ばれています。
思春期ニキビは、一定の範囲内であれば誰にでも起こりうる症状ですが、炎症がひどい場合には治療をしなければなりません。
また、皮脂の過剰分泌を抑えるなど、皮脂コントロールを行うことである程度の予防ができます。
対して大人ニキビは、ホルモンバランスが崩れて男性ホルモンが多くなることで角栓が発生しやすくなり、毛穴が詰まってしまうことが原因です。角質層が乾燥すると角栓ができやすくなってしまうので、乾燥を防ぎながらホルモンバランスを整えることが大切です。
〇ニキビの種類と治療法
ひとくちに「ニキビ」といっても、白くて小さいものから、赤紫に腫れるものまで様々な症状があります。自分のニキビの状態にあった治療法を実践しないと、きれいに治らず、ニキビ跡が残ってしまうことにもつながってしまいます。
目黒駅直結のあいおいクリニックでは一人一人の症状に合わせたニキビの治療をお勧めしています。
・白ニキビ
角栓によって毛穴がふさがり、内部に皮脂がたまり始めた状態のニキビです。
痛みや腫れはありませんが、進行すると炎症を起こす可能性があります。目黒駅直結のあいおいクリニックでは詰まっている角栓を取り除く面ぽう圧出などの処置で除去することができます。しかし、連続して白ニキビができたり、広範囲にできたりする場合は、予防のためにホルモンバランスを整える治療をする必要があるかもしれませんのでご相談ください。
・黒ニキビ
毛穴の内部に多くの皮脂がたまり、毛穴表面に皮脂が飛び出ている状態です。皮脂は酸化すると黒くなる性質があるため、黒ニキビと呼ばれます。炎症は起きていないので、基本的には白ニキビと同じ治療を行います。
・赤ニキビ
毛穴の内部にたまった皮脂をえさにアクネ菌が増殖し、炎症が起こっている状態です。赤ニキビができると、腫れ、痛み、肌が赤くなるなどの症状が出始めます。また、炎症を起こしたニキビをつぶしてしまうと、ニキビ跡が残ることもあるのでつぶさないようにしましょう。目黒駅直結のあいおいクリニックではホルモン治療などの根本的な治療を視野に入れつつ、炎症の起きている部分に抗生物質、副腎皮質ホルモン剤などを塗り、炎症を抑える治療を行います。
・黄色ニキビ
アクネ菌による炎症が悪化し、膿を持っている状態です。この状態のニキビができた時は、皮膚科を受診するようにしましょう。つぶしてしまうと跡が残る可能性が非常に高いので、つぶさないように注意しながら、幹部を清潔にするようにし、早めに皮膚科を受診するようにしてください。
・紫ニキビ
強い炎症が慢性化し、毛穴の内部に血液、膿などが溜まっている状態です。自然治癒は望めないので、専門的な治療が必要です。ニキビ跡が残る可能性が高いですが、継続的に治療することで徐々に消えていくことも望めます。
いかがでしたか?ニキビにも治療法は多くありますから、お悩みの際は目黒駅直結のあいおいクリニックへ一度ご相談ください。
日付: 2017年8月21日 カテゴリ:皮膚科, 美容皮膚科、ニキビ