コラム

皮脂欠乏性および皮脂欠乏性湿疹について

これから寒い時期に突入し、肌の乾燥で悩む方が増える時期になりました。

今回は、皮脂欠乏性および皮脂欠乏性湿疹についてご紹介します。冬になると、皮膚科を受診される方の多い疾患の一つといっても過言ではありません。

皮膚は、表皮、真皮、脂肪組織の三つで構成されています。ミルフィーユのように、いくつもの層から成り立っていると考えると分かりやすいかもしれません。さらに、その表皮も複数の被膜から形成されて、私たちの肌を外界から保護しています。最下層から、基底層、有棘層、顆粒層、角質層の順番で成り立っています。皮脂欠乏症は、加齢や乾燥などによって、人体の最も外側にある細胞である角質の水分量が低下することによって生じます。さらに、掻痒を伴う丘疹や紅斑が生じることで、皮脂欠乏性湿疹へと進行してしまいます。今回は、皮脂欠乏症になった場合はどうすればよいのか、具体的な対処法を3つご紹介します。

1つ目は、スキンケアの工夫です。たとえば、入浴時にはタオルで強く擦るなどの肌への刺激になるような洗い方は避け、石鹸をよく泡立てて洗うといったことが挙げられます。また、日常生活の中でできる限りの工夫をすることも大切です。お湯は肌の油分を必要以上に流してしまうため手を洗う際は水で洗う、炊事で洗剤を使用する場合はゴム手袋を使用するなど、手指への刺激を減らすように心がけましょう。また、海外では肌の乾燥を予防するために、紫外線を避けることが有効という報告もあるそうです。外出時には日傘を使用する、日焼け止めを塗布して紫外線を浴びないようにすることも一つの方法といえますね。

2つ目は、保湿剤を塗布することです。ひとくちに保湿剤といっても、ローションや軟膏、スプレータイプなど複数の基剤があります。使用感や季節などに応じて使い分けをすることも一つの方法です。夏には使用感の良いローションを、乾燥しやすい冬場にはクリームタイプのものと使い分けるのも良いでしょう。また、お子さんには塗りやすいスプレーを使用するなど、ご自身で使いやすいものを選ぶと使用時の負担が減るかもしれません。ヘパリン類似物質が含有されている保湿剤は、保湿だけではなく肌の血行を良くする効果があります。処方薬には、この物質が含まれているものが多くみられます。

保湿剤を塗布するタイミングですが、入浴後が最も効果的です。特に、入浴後5分以内は肌のゴールデンタイムと呼ばれ、保湿剤が最も肌へ浸透しやすい時間と言われています。多少水分が残っている状態でも構わないので、保湿剤は入浴後すぐに塗布しましょう。

最後になりますが、保湿剤で改善がみられない場合には、ステロイド剤外用薬の塗布を検討します。ステロイドと聞くと副作用を懸念される方もいらっしゃるかもしれません。しかしながら、ステロイド剤は炎症を抑える効果が強いため湿疹に対しては頻繁に用いられる薬剤です。強さに応じていくつかのランクがあり、お子さんや顔面など皮膚が薄い部位には弱めのステロイドを使用します。逆に、足底や手など皮膚が厚く浸透しにくい部位には、中程度以上のステロイド剤を用いることが多くみられます。

ステロイド剤ですが、長期間にわたり漫然と使用することは望ましくないとされています。皮疹に塗布し、改善後は使用を中止することが必要です。ただし、職業柄一日頻回の手洗いを必要とする方は、寛解までに長い時間を要することが多くなります。皮膚科医と相談の上、経過観察を通して治療方法についてよく相談することが大切です。皮脂欠乏症により肌のバランスが崩れると、アトピー性皮膚炎の増強など他の皮膚トラブルを招くことになりかねません。敏感肌や乾燥肌でお悩みの方は、スキンケアの方法等について皮膚科医に尋ねてみることもいいでしょう。

皮膚の乾燥でお悩みの方や、目黒駅近辺で皮膚科を探している方は、アトレ目黒内にある「あいおいクリニック目黒医院皮膚科」をご利用下さい。

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足白癬について

本日は足白癬についてのお話です。俗にいう水虫で、足白癬というと中年男性がなる病気と思われるかもしれません。しかし、誰でも罹患する可能性のある疾患の一つで、最近では若い女性の罹患者も増えています。また、足以外の部位が白癬になることも十分に考えられます。

足白癬は、白癬菌という菌がヒトの足に寄生することで症状が出現する真菌感染症の一種です。主な症状は、趾間の掻痒や皮膚剥離、びらん、小水疱の形成などがあげられます。また、白癬は発症する部位によりいくつかの種類に分類されます。たとえば、体幹などに寄生したものは体部白癬、手に出現したものは手白癬、といった具合です。いずれも、主訴は広範囲に渡る紅斑、痂皮化や小水疱の形成などです。

足白癬の次に罹患者が多いと言われるのが、爪の白癬です。爪白癬の場合は、爪の肥厚、変色などが挙げられます。皮膚の白癬と比べて寛解までに時間を要します。爪白癬の診断は、爪の一部を切り取って検査をし、陽性だった場合は外用薬が処方されます。爪白癬を疑った場合は、まずは皮膚科を受診しましょう。

また、カンジダも真菌感染症の一つです。普段は人間の口腔や消化管などに生息している菌が、免疫が低下した際や抗生物質の内服時などに増殖し、皮膚病変を生じさせてしまうことで病変を形成する疾患です。

もし足白癬と診断された場合、具体的にどのような対処をすればよいのでしょうか。まずやるべきことは、足を清潔に保つことです。帰宅後には足を洗うことはもちろんですが、指や爪の間なども念入りに洗いましょう。そして、入浴後などの清潔な足に抗真菌剤を両足に1日1回しっかりと塗り込みます。治療をしている間は、他の人にうつることはありません。また、外出時には革靴を避けて通気性の良い靴を履く、室内ではサンダルに履き替える、といったように履物を工夫することも一つの方法です。同じ靴を続けて履くことは避けましょう。また、治療中はマットやスリッパなどを他の人と共有しないようにしましょう。

一般的な白癬の治療期間は数か月、爪白癬は数年といわれています。皮膚病変が改善しても、白癬菌は足に潜んでいる可能性があります。そのため、外用薬を中止するべきかどうかは自身で判断せずに、必ず皮膚科医に確認しましょう。

白癬の治療に、内服薬はないのかと思われる方もいらっしゃるかもしれません。外用薬で効果が見られない場合には、抗真菌薬の内服治療を開始することもあります。しかし、内服は全身的な影響が出てしまうこと、また副作用が懸念されることから、治療に関してはかかりつけの皮膚科医とよく相談した上で決めましょう。

また、すでに白癬の治療を始めている方の場合は、たとえ検査をしても陰性に出てしまうことがあるため注意が必要です。皮膚科を受診される際は、皮膚科医に白癬の治療中である旨を必ずお伝えください。

白癬は、ステロイド剤を塗布することで症状が増強すると言われています。しかし、実際はそこまで著しく症状が増悪するわけではありません。カンジダでは、ステロイド剤と抗真菌剤を併用することもあります。

ただし、ステロイド剤や抗真菌薬(白癬の薬)を併用してしまうと、効果があった薬剤とそうでないものの判別が困難になり、診察した際に症状の経過が分かりづらくなってしまいます。もし白癬で悩まれている場合は、同じ皮膚科を継続的に受診することが必要です。

皮膚科はドクターショッピングされる方が多い診療科だと言われています。しかしながら、同じ皮膚科で定期的に経過観察することで、ご自身に合う治療を選択することができます。そのためには、通いやすい医院を選択することも大事です。目黒近辺で皮膚科をお探しの方は、アトレ目黒内にある「あいおいクリニック目黒医院皮膚科」をご利用下さい。

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帯状疱疹について

今回のお話は、帯状疱疹についてです。やや内科的なお話になりますが、夏の時期になると皮膚科にかかる患者さんが多くなる疾患の一つで、だれでも罹患する可能性があります。ぜひ、お目通し下さいね。

 

みなさんは、水ぼうそう(水痘)にかかったことはありますか。

帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルスといって、水痘を引き起こすウイルスと同じものが引き金となって現れる疾患です。

幼少期に水痘に罹患すると、病気が寛解した後もそのウイルスが体内に潜伏します。

ウイルスは数十年にわたり体内に残存し続け、ストレスや加齢等によって自身の免疫が低下した隙を狙って活動を再開してしまいます。

この一連のプロセスが、帯状疱疹とよばれるものです。

 

帯状疱疹に罹患すると、主に体の右半分や左半分など、身体のどちらか片側にピリピリするような痛み(疼痛)が生じます。その後、疼痛を伴う部分に紅斑が現れ水泡を伴う皮疹になることが特徴的です。

 

多くは上半身に症状が出現しますが、特に症状が顔面に出現した場合は注意が必要です。目や耳などの神経に後遺症が出る場合も考えられますので、こういった場合には早めに適切な医療機関を受診しましょう。

 

帯状疱疹は人にうつる疾患ではないと言われています。しかし、もし疼痛を伴う皮疹が出現して帯状疱疹が疑われる場合は、できるだけ患部には触らない方がよいでしょう。

 

主に50代以上の方に好発しやすい疾患の一つで、癌などで免疫力が低下した際などにみられることが多いです。しかし、最近では若い方でも疲労やストレスによって帯状疱疹に罹患した方が多くいらっしゃいます。症状が出現した際は、なるべく早めに近くの皮膚科を受診しましょう。症状が長引くほど、完治するまでに時間がかかってしまいます。

 

主な治療は、抗ウイルス剤の内服が第一選択です。外用薬は、内用薬で改善がない場合のみに用いられます。

もし帯状疱疹に罹患したら、どうしたらよいのでしょうか。

まずは、皮膚科を受診して帯状疱疹の診断を受け、適切な薬の処方を実施してもらうことです。

場合によっては、血液検査や皮膚の一部を採取することで、帯状疱疹ウイルスに感染しているかどうかを調べることもあります。

また、帯状疱疹の薬は一度に内服する錠数および日数が決められています。

医師や薬剤師の指示通りに内服し、ウイルスを確実に抑えることが必要です。

また、帯状疱疹の診断が下った場合は、無理はせずにできるだけ安静に過ごすことも大事です。

激しい運動などは控え、食事や睡眠を十分にとって療養に専念しましょう。

症状は、だいたい1か月程度で改善すると言われています。皮疹は経過とともに消失するため、患部はできるだけ触らないようにします。

また、皮膚病変は掻きむしることで化膿し、跡になって残る可能性もあります。疼痛が気になる場合は、患部を温めて血流を良くしましょう。

 

内服治療によって改善する場合が多いのですが、疼痛が持続する場合は鎮痛剤等を用います。年配の方の中には、数か月~数年にわたって痛みが持続することもあります。

非常に強い疼痛がある場合や、皮膚疾患が極めて重篤なものは帯状疱疹後神経痛といい、帯状疱疹の後遺症とみなされています。

ウイルスが神経を損傷した状態であるため、上記の症状が見られた場合は専門医への受診を促すこともあります。

 

50代以上の方を対象に、ワクチン接種を奨励している自治体もあります。接種に関してはかかりつけの医師に相談しましょう。

 

もし帯状疱疹を疑った場合は、早めに皮膚科を受診し適切な治療を受けましょう。

皮膚科では、罹患後も皮膚病変のフォローやその他適切なアドバイスを必要に応じて実施できます。

医院探しでお困りの方は、目黒駅直結で受診に便利なアトレ目黒内「あいおいクリニック皮膚科アトレ目黒」へお越しください。

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じんましん(じん麻疹、蕁麻疹)について

いかがお過ごしですか。熱い季節も終わり、過ごしやすい気候になりましたね。今年の夏に皮膚科に来院された患者さんの症状でとりわけ多かったものが、じんましん(じん麻疹、蕁麻疹)です。

 

じんましんの主な症状は、かゆみを伴う赤いぶつぶつ、掻痒を伴う皮疹が全身に出現することです。ただ、症状が出現しても持続せずに、数時間後には消えてしまうことが特徴です。

 

もし、蕁麻疹が出現した場合はどうしたらよいのでしょうか。まずは保冷剤や濡れタオルを当てて患部を冷しましょう。掻きむしる、また体を温めることで症状は強くなります。特に、熱い湯舟につかることが好きな人は注意が必要です。入浴時は、熱いお湯は避けてシャワーで済ませる、また、ぬるめのお湯につかるようにしましょう。さらに、圧迫したり締め付けるような衣服は避け、ゆったりとしたものを着用することで、皮膚への刺激を減らすことができます。蕁麻疹が出現しているときには、激しい運動や飲酒は控えましょう。これらは、血流を良くするため症状を増強させてしまいます。

 

ひとまず患部を冷やした後は、最寄りの皮膚科を受診しましょう。症状を抑えるためには、内服薬が効果的です。ステロイドなどかゆみ止めの塗り薬を使うこともありますが、痒みのある皮疹は出現と消失を繰り返すことが多く見受けられます。そのため、外用薬よりも抗ヒスタミン剤などの内服薬で全身の治療をすることが第一選択です。我慢できないほどの強い痒みが生じる場合は、注射を打って症状を抑えることもあります。

 

蕁麻疹の患者さんは、夏に多くいらっしゃいます。しかし、最近では季節の変わり目にかけても多く見られます。その原因は衣替えです。冬のセーターを着た後に腕に痒みが生じたなど、この時期は冬の衣服や防虫剤が皮膚への刺激となって蕁麻疹が出現した患者さんもいらっしゃいます。これからの時期にも、蕁麻疹には気を付けてくださいね。

 

これまで蕁麻疹について説明してきましたが、なぜ蕁麻疹が起こるのでしょうか。一番多いものは、アレルギーによる反応です。乳製品、卵、えびや甲殻類、ナッツ類やそばなど摂取した食べ物が自身の体の中で異物として認識されるために症状が出現する人が多いです。また、寒暖差で症状が現れる温度蕁麻疹、衣類との摩擦、皮膚への圧迫によるものなど、アレルギー以外にもいくつかの種類があります。

 

中でも、咽頭などに違和感がみられる場合は、注意が必要です。アナフィラキシーとよばれるもので、窒息、呼吸困難など死にいたることも考えられるため、こうした症状が見られた場合はすぐに救急病院を受診しましょう。

 

気になる蕁麻疹の原因ですが、残念ながら不明なことが多いです。主な対処法は、原因となるものを避けることです。たとえば、エビフライを食べた数時間後に蕁麻疹が現れた場合は、原因として考えられるエビを避けるといった具体的な対策をとりましょう。また、疲れがたまっている、ストレスが多いなどの健康状態によっても蕁麻疹が起こりやすくなることが分かっています。できるだけ疲れをためずに、規則正しい生活を送るように心がけましょう。

 

ちなみに、蕁麻疹の原因精査のためには皮膚科で血液検査をする方法があります。検査では、スギやヒノキ、イヌやネコなど、アレルゲン(アレルギーの原因になりやすい物質)の一覧が具体的に表示されます。そのため、特定の物質に対しアレルゲンが高い値だった場合、その原因物質を避けることで蕁麻疹を回避することができます。また、検査でIgEという項目を調べることで、自分がアレルギー体質なのかそうでないのかを知ることができます。

 

蕁麻疹がよく起こる人の他にも、花粉症などのアレルギー性鼻炎がある方、またアトピー皮膚炎の既往がある人は、皮膚科での検査をお勧めします。検査結果に応じて、疾患とどのように向き合えばいいのか、また、スキンケア等を含めたアドバイスを皮膚科医が行います。

 

皮膚疾患でお悩みの方は、この機会に自分の体のことを気遣ってみませんか。ぜひ、目黒駅直結、アトレ目黒内にある「あいおいクリニック目黒医院皮膚科」を受診して下さいね。

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日付:  カテゴリ:皮膚科

薬を使うニキビ治療、薬を使わないニキビ治療

ニキビが目立つところにできていたり、広範囲にできていたりする時、どうしていますか?こんなところにできて、早く治らないかなと思うこともあるのではないでしょうか。

目黒駅直結のあいおいクリニックでは、薬を使ったニキビ治療も、薬を使わないニキビ治療も行っています。

 

今回は、薬を使う治療と使わない治療の違いや、使うお薬、行う処置などをお伝えします。

 

〇ニキビ薬を使った治療

ニキビの種類や症状によって、治療に用いられる薬も異なってきます。

〇抗生物質

肌のトラブルで受診した際、多くの場合処方されるのが抗生物質です。外用薬、内用薬の2種類があります。症状や、ニキビの状態によって使い分けられます。

・外用薬

外用薬として処方される抗生物質には、ニキビの原因菌であるアクネ菌を殺菌する作用があり、赤く腫れたニキビの炎症を抑える効果があります。ただし、炎症を抑えるだけでニキビそのものを治す効果はありません。また、炎症の起きていない初期ニキビに対しては抗生物質では治療ができません。

・内用薬

内服薬による治療は、広範囲の炎症を一気に抑えることができます。

ただし、炎症ニキビに対する対症療法であることは、外用薬と同じです。

〇外用レチノイド

外用レチノイドは比較的新しいニキビ治療薬で、日本のニキビ治療を変えた薬ともいわれています。

レチノイドはニキビの発生原因となる角質細胞ができるのを抑えてくれるお薬です。

ニキビの発生原因を抑えるので、塗り続けることでニキビ予防も期待できます。初期ニキビの悪化防止、新しいニキビの発生防止に効果のあるレチノイドですが、炎症を止める効果はないので、腫れた赤ニキビに対しては十分な効果がありません。

〇ホルモン治療

大人ニキビの治療法として、ホルモン治療が注目を集めています。20代以降に生じる大人ニキビは、ホルモンバランスが乱れ、男性ホルモンの働きが活発になることが原因です。

男性ホルモンは肌の角化細胞を増やし、角質層を硬く収縮させるため、毛穴詰まりが起こりやすくなります。

男性ホルモンの動きが活発になっている場合は、女性ホルモンが含まれているピルの服用や、女性ホルモンに類似した作用のある成分を投与することでホルモンバランスを整え、男性ホルモンの働きを抑えます。また、女性ホルモンが配合されている軟膏をニキビができている場所に塗るといった外用薬の治療もあります。

ホルモン治療は大人ニキビの根本原因を取り除くことができます。抗生物質などの外用薬を塗る治療はあくまで対症療法であり、ニキビの原因そのものをなくすことはできません。

一般的な皮膚科ではホルモン治療を行っていないことが多いので、ホルモン治療を希望する場合は一度お医者さんに相談することをお勧めします。

 

・面ぽう圧出

面ぽう圧出というのは、ニキビの表面に小さな穴をあけ、そこから膿、皮脂といったニキビの原因を摘出する処置のことです。穴をあける際には針を使う場合とレーザーを使う場合があり、穴をあけた部位には面ぽう圧出器(アクネプッシャー)という治療器具を当てて摘出処置を行います。

炎症を起こしていない初期段階のニキビに対しての効果は高いですが、目立つニキビをすぐになくすための補助的な治療であり、ニキビ肌そのものを治す治療ではないと理解しておきましょう。

また、自己判断でニキビをつぶすと高確率でニキビ跡が残ったり、悪化して膿が溜まったりします。自己判断せず、医療機関を受診するようにしましょう。

 

いかがでしたか?

目黒駅直結のあいおいクリニックでは患者さんひとりひとりの症状に合わせた最適の治療を行っていますので、ぜひ一度、当クリニックへご相談ください。

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日付:  カテゴリ:ニキビ, 美容皮膚科

目の下のクマ、消すにはどうしたらいいの?

目の下にクマがあると、「疲れてるの?」「大丈夫?」などと聞かれることもしばしば。お化粧で隠そうとしてもそこだけ厚塗りになってしまうし……と、自分の見え方に悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。とクマにも種類があり、それぞれに原因と対処方法があります。毎日のケアで改善できるものも多くありますので、まず自分のクマはどれにあたるのか見て、セルフケアから始めてみてはいかがでしょうか。

 

疲れてるの?大丈夫?などと聞かれやすいクマの種類は3種類あります。

それぞれについて、原因と対処法をお伝えします。

 

〇茶グマ

色素沈着などが原因のクマです。表皮にできたシミと同レベルのものと、真皮レベルでメラニンが皮膚の奥に沈着したものの2種類があり、それぞれ対処法が違います。

・表皮レベルの茶グマの原因と対処法

茶グマの主な原因は色素沈着です。紫外線から受けたダメージに加えて、目をこすりすぎると色素沈着を起こしやすくなります。また、皮膚炎や乾燥によるかゆみ、肌に合わない化粧品などが原因になっていることもあります。茶グマはまぶたにもできます。メイクをするので見過ごしがちですが、一度注意してみてみましょう。

・対処法

美白効果の入った化粧品でのケアがお勧めです。日々のケアとしては、ビタミンC誘導体配合の物を使用するのがお勧めです。また、皮膚科などで処方してもらえるハイドロキノンも有効です。お薬を使用する際は目の近くへの使用ですから、注意して使ってください。

・真皮レベルの茶グマの原因と対処法

真皮レベルの茶グマは、「遅発性両側性大田母斑様色素斑(ちはつせいりょそくせいおおたぼはんようしきそはん)」と呼ばれるあざです。メラニンが皮膚の奥に沈着している状態です。

・対処法

レーザーでの治療が有効です。

 

〇青グマ

目の周りにあるたくさんの毛細血管の血流が悪くなり、目の周りの薄い皮膚から毛細血管が透けて、青っぽく見えていることを青グマと呼んでいます。

冷え、生活習慣やホルモンバランスの乱れ、睡眠不足や疲労、ストレス、目の疲れなど、たくさんの原因が考えられます。最近はパソコンやスマートフォンなどの画面を見続けることで、血流が悪くなってしまうことも原因の1つです。

・対処法

マッサージやホットパックをして血流を良くしましょう。マッサージはクリームなどを使用して滑りをよくし、優しく行ってください。強い力で押したり、こすったりすると色素沈着を起こして茶グマの原因になってしまいます。

また、目の周りだけでなく、全身の血の巡りをよくするためにも、半身浴や適度な運動も大切です。

 

〇黒グマ

生まれつき目の下の脂肪が少ない、または加齢により目の周りの脂肪が少なくなったり、皮膚がたるんだりして影ができてしまうタイプと眼窩脂肪を支えている筋肉が緩み、眼窩脂肪が突出する(目袋になる)ことにより、たるみができ、その下にへこみができてしまうタイプの2種類があります。

どちらの場合もシミではないので、メイクで隠すことが難しいのも特徴です。

・対処法

影ができてしまうタイプの場合は、皮膚のへこんだ部分にヒアルロン酸を注入し、へこみをなくす方法があります。

眼窩脂肪によるたるみができてしまうタイプの場合は、眼窩脂肪を取る脱脂術などの手術があります。

 

目の下のクマは、日々の生活でケアできることも多くありますから、メイクで隠そうとするだけでなく、毎日のケアを心がけることが大切です。

茶グマと青グマ、茶グマと黒グマのどちらでもある方も多く、ケアもそれぞれになります。

色などを見て判断するだけでなく、気になる方は目黒駅直結のあいおいクリニックへご相談ください。

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日付:  カテゴリ:クマ, 美容皮膚科

気になる顔の赤み、どうして?

顔の赤みは、様々な原因によって起こります。主な原因としては、「血管の拡張」「皮膚が薄くなっている」「肌の炎症」の3つがあげられます。

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

 

〇血管の拡張

顔には、毛細血管が集中して張り巡らされています。毛細血管は拡張と収縮を繰り返していて、これによって血管を流れる血液の量や速さが調整されています。

しかし、激しい寒暖差や、緊張、アルコールの摂取などによって血管が拡張したままになると、たくさんの血液が流れたまま血流が遅くなり、血液の赤い色で肌が赤く見えてしまうのです。

毛細血管の拡張によって肌が赤くなる症状には、「毛細血管拡張症」や「酒さ」などの名前がついています。

 

〇皮膚が薄くなっている

肌には、上から「表皮」「真皮」という2つの層に分けられます。さらに、表皮は外側から「角層」「顆粒層」「有棘層」「基底層」の4つに分けることができます。毛細血管が張り巡らされているのは2層目の真皮です。一番下にあるのですから、通常であれば毛細血管が外から透けて見えることはありません。しかし、表皮が薄くなっていると透けてしまい、肌が赤く見えるのです。また、表皮が薄くなることで角質層のバリア機能が低下し、肌がちょっとした刺激にも敏感に反応するため、これも肌の赤みにつながります。

表皮が薄くなる原因は、生まれつきということも考えられますが、肌を強くこすったり、刺激が強すぎる化粧品を使い続けていたりするといった間違ったスキンケアによって、自分で角質を削り取ってしまっているケースも多くあります。

 

〇炎症

炎症とは体の中の免疫が体内に入ってきた細菌やウイルスなどと戦うときに体に出る反応のことで、皮膚に出る症状としては「発赤(ほっせき)」があります。

これは、有害物質が皮膚の内部に侵入してしまい、それを運ぶために血流が増えて、毛細血管が拡張され、たくさんの血液が流れることで起こります。-

また、皮膚が腫れる「腫脹(しゅちょう)」や皮膚がほてる「灼熱感」、皮膚が痛む「疼痛」も炎症の症状です。

肌には、体の内部を紫外線や気温の変化、細菌やウイルス、有害物質といった外的刺激から守る役割があります。しかし、刺激が強すぎたり、角質層のバリア機能が低下していたりすると、刺激を防ぎきれなくなり、炎症を起こしてしまいます。

他の症状としては、「肌荒れ」、「ニキビ、ニキビ跡」「脂漏性皮膚炎」などがあります。

 

どの症状でも、肌が薄くなってしまっていることも原因の一つです。

間違ったスキンケアや、体に合わない化粧品などを使い続けていると、炎症も治まりにくくなってしまいます。そのため、薄くなってしまった肌を改善することが重要です。

では、薄くなってしまった肌の改善方法を見てみましょう。

 

〇薄くなった肌を育てるには?

敏感肌は、肌の乾燥がベースになっているケースが多いので、目黒駅直結のあいおいクリニックでは保湿系の軟膏の処方が一般的です。また、肌が炎症を起こしている場合には、ステロイド剤の塗り薬なども処方されます。

しかし、いくら薬を使っても、日々の生活の中で角質を削り取ってしまっていては、治りにくくなってしまいます。ですから、日々のセルフケアが大切です。

セルフケアのポイントはこちらです。

・クレンジング、洗顔

肌をごしごしこすると、角質層に傷がついてしまいます。顔を洗うとき、顔をタオルで拭くときも肌をこすらないように注意しましょう。

また、スクラブ入りの洗顔やピーリングなどの刺激の強い化粧品も控えるようにしましょう。

・保湿

肌が乾燥すると、角質層のバリア機能が低下してしまいます。洗顔後は保湿成分が入った化粧品などを使って、しっかりと肌を保湿しましょう。

・食事

内側からのケアも大切です。たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルを過不足なく摂取しましょう。中でも、肌の材料になるたんぱく質と、たんぱく質を働かせるために必要なビタミンCは不足しないよう、意識して摂取しましょう。

・睡眠

肌の傷ついた部分を修復するのに必要な「成長ホルモン」は眠っている間に分泌されます。夜更かしはせず、しっかりと睡眠時間を確保しましょう。

 

目黒駅直結のあいおいクリニックでは様々な症状に合わせた治療を行っています。

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日付:  カテゴリ:皮膚科, 美容皮膚科、赤み

気になる顔のしわ、たるみの治療法「フェイスリフト」とは?

年齢を重ねると気になる顔のしわやたるみ、ほうれい線。改善をするには、「フェイスリフト」という治療法があります。

フェイスリフト治療はいくつか種類がありますから、自分に合った治療を行うことが大切です。

 

〇どのような治療があるのか

フェイスリフト治療は大きく分けると以下のように分けられます。

・フェイスリフト手術(切るリフトアップ)

・糸によって皮膚を引き上げるフェイスリフト

・高周波、超音波、レーザーなどを使用した照射治療

・ヒアルロン酸、ボツリヌストキシンなどの注入、注射治療

それぞれ、どのような治療なのか見ていきましょう。

 

〇フェイスリフト手術(切るリフトアップ)

フェイスリフト手術は、元々しわ、たるみに対する切る手術を意味します。フェイスリフト手術は、顔のどの部位に、どのくらいの範囲で、皮膚のどこまで処置をするかで細かく分けることができます。

顔のたるみは、皮膚だけではなく皮下組織やSMAS(表在性筋膜)が緩んでいることが多く、皮膚だけを引っ張ってもしっかりとした効果が望めません。そのため、リフトアップ手術ではSMASから引き上げる方法の手術が行われることが多いです。

他にも、骨と筋肉が強く結合している部位ですと、骨が動かないため十分なリフトアップ効果が得られない場合があります。その場合は、骨膜下を剥離して筋肉の可動域を広げる処置が行われます。

このように、フェイスリフト手術は非常に多くのバリエーションがあり、医師の考え方や技術によっても大きく変わります。

まずは専門の先生に相談するところから始めましょう。

 

〇糸によって皮膚を引き上げるフェイスリフト

糸によるリフトアップは2種類あります。

・糸でたるんだ部分を「引き上げる」方法

たるんだ箇所を糸で物理的に引っ張り、たるみを改善する治療です。

「フェザーリスト」や「スレッドリフト」と呼ばれ、糸の種類、止め方の様式、糸の素材によって様々な分類があります。

・糸を埋め込んで組織を「引き締める」方法

こちらは、糸を埋め込むことで組織を反応させ、それを利用して肌質をよくする効果を狙ったものです。

 

〇高周波、超音波、レーザーなどを使用した照射治療

照射系の治療としては、高周波RF治療やウルセラのような超音波治療などがあります。肌質の改善など様々な効果は実感できるといわれますが、たるみ治療としては効果が薄く、改善されたと感じられる時間も短いようです。

レーザーもさまざまなものがありますが、リピーターも多く、肌の状態が良くなったという感想が多いようです。ただ、やはりたるみ治療としての効果は薄いようです。

 

〇ヒアルロン酸、ボツリヌストキシンなどの注入、注射治療

たるんだ部分を引き上げると同時に、くぼみが生じた個所にヒアルロン酸を注入するなどのボリューム改善治療が近年併用されるようになっています。

しかしながら、たるんだ皮膚を引き上げる効果はありませんから、たるみ治療とはいえません。

目黒駅直結のあいおいクリニックでは注入、注射治療のご相談を受け付けております。

 

たるみ治療にはさまざまありますが、効果には治療によって差がありますし、長く続くもの、続かないものがあります。

また、少なからずリスクを伴う治療もありますので、リスクを十分に理解したうえで治療をするか決めることも大切です。

まずは専門の先生に相談のうえ、自分に合った治療法を見つけるところから始めてみてはいかがでしょうか?

目黒駅直結のあいおいクリニックでは皆様のご相談をお待ちしております。

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日付:  カテゴリ:小顔、しわ, 美容皮膚科

気になるお肌のシミ、そばかすの治療

顔にできるシミ、そばかす。お化粧だけでは隠し切れないことも多く、鏡を見るたびに気になってしまうこともあると思います。

シミとそばかすも、治療で消したり、薄くしたりすることが可能です。

今回は、治療法についてお伝えしていきます。

 

〇シミの種類

シミにはいくつか種類があります。

原因や症状によって種類が分けられ、それぞれ適切な治療が変わります。

まず、シミの種類を見てみましょう。

・老人性色素斑

主に紫外線が原因のシミです。肌の表皮にあるメラノサイトによって生成されるメラニンの排出が滞ることで顔や手など、紫外線を浴びやすい露出部分に多く表れます。

加齢に伴い40代以降に目立つのも特徴で、放置すると皮膚が盛り上がって漏脂性角化症になることもあります。漏脂性角化症とは、皮膚良性の腫瘍の1つです。

・雀卵斑(そばかす)

頬や鼻の周りにできる、丸みのある茶褐色の色素斑です。遺伝性のものとそうでないものがありますが、どちらも紫外線が主な原因です。紫外線を浴びることで濃くなったり数が増えたりします。年齢を問わず、子どもから大人まで症状があります。

・肝斑

薄い褐色で、頬骨に沿って左右対称にできるのが特徴です。

女性ホルモンが関与しているといわれ、妊娠やピルによって誘発されたり悪化したりします。女性に多いシミです。

・炎症性色素沈着

ニキビややけど、擦り傷やかぶれなどの炎症が収まった後にはだに残る、褐色のシミのことです。年齢や性別にかかわらずでき、時間の経過とともに薄くなる傾向があります。

 

〇シミとそばかすはどうちがう?

結論から言いますと、そばかすもシミの一種です。

肌は紫外線を浴びるとメラノサイトというメラニン生成細胞が活性化し、メラニンを作ります。このメラニンの沈着がシミの原因となります。肌が生まれ変わるときに、メラニンも古い細胞と一緒に剥がれ落ちるので沈着することはありませんが、紫外線やストレスなどによってお肌のリズムが崩れるとメラニンがうまく輩出されず、沈着してしまいシミやそばかすができてしまうのです。

そばかすは遺伝によるものが多く、幼少期~中学生くらいまでに発症します。紫外線を浴びることでさらに濃くなってしまうこともあります。

シミもそばかすも紫外線を防ぐことで予防ができますので、できるだけ日焼けをしないように心がけましょう。

 

〇シミとそばかすの治療方法

シミとそばかすの治療としては、・外用薬による治療 ・内服薬による治療 ・レーザーによる治療の3つがあります。シミとそばかすの種類によっても治療法が変わりますので、専門の先生に相談するようにしましょう。目黒駅直結のあいおいクリニックでは、症状に合わせた治療を一緒に考え、治療に当たります。

・外用薬による治療

外用薬では、主にメラニンの生成を抑制するもの、表皮の細胞の代謝を活発にし、沈着しているメラニンを自然に排出するものの2種類があります。どちらも老人性色素斑や炎症性色素沈着、そばかすに有効です。

・内服薬による治療

シミの種類によって使い分けが必要です。

トランサミンの服用による治療は、肝斑の治療に有効です。

色素沈着の抑制効果があり、シミのもとであるメラニンの生成を抑えます。

老人性色素斑や炎症性色素沈着、そばかすにはビタミンCを摂取することで色素の沈着を緩和させたり、L-システインでのメラニンの排出を促したりします。

・レーザーによる治療

保険適用外で、クリニックごとに料金設定が異なりますが、シミやそばかすをほぼわからない程度まで改善することができるため、この治療を選ぶ方も多いです。

しかし、治療後のケアをしっかりとしないとかえってシミが濃くなることもあります。治療後おおよそ6ヶ月は先生の指示に従ってケアをするようにしましょう。

 

いかがでしたか?目黒駅直結のあいおいクリニックでは様々な治療を行うことができます。ぜひ一度、当クリニックへご相談ください。

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意外と知らないニキビの種類と治療法

思春期から大人まで、様々な人のお肌の悩みといえば、「ニキビ」ではないでしょうか。思春期になると急に肌にニキビができ、つらい思いをしたり、大人になって少し生活が乱れると目立つところにニキビができたり……。

思わずつぶしてしまって跡が残った、という人も少なくないのではないでしょうか。

 

今回は、そんなニキビの種類と治療法についてお伝えしていきます。

 

〇そもそもニキビはどうしてできるの?

思春期ニキビも、大人ニキビも、毛穴の入り口が詰まってしまうことでできます。

思春期ニキビは、発達していない小さな毛穴に皮脂が詰まることでできます。皮脂分泌が盛んになる理由としては、

・成長ホルモンの影響

・男性ホルモンの影響

・ストレス

・黄体ホルモンの影響

などがあげられ、思春期ニキビは、特に成長ホルモンが多く分泌される思春期にできやすいため、思春期ニキビと呼ばれています。

思春期ニキビは、一定の範囲内であれば誰にでも起こりうる症状ですが、炎症がひどい場合には治療をしなければなりません。

また、皮脂の過剰分泌を抑えるなど、皮脂コントロールを行うことである程度の予防ができます。

 

対して大人ニキビは、ホルモンバランスが崩れて男性ホルモンが多くなることで角栓が発生しやすくなり、毛穴が詰まってしまうことが原因です。角質層が乾燥すると角栓ができやすくなってしまうので、乾燥を防ぎながらホルモンバランスを整えることが大切です。

 

〇ニキビの種類と治療法

ひとくちに「ニキビ」といっても、白くて小さいものから、赤紫に腫れるものまで様々な症状があります。自分のニキビの状態にあった治療法を実践しないと、きれいに治らず、ニキビ跡が残ってしまうことにもつながってしまいます。

目黒駅直結のあいおいクリニックでは一人一人の症状に合わせたニキビの治療をお勧めしています。

 

・白ニキビ

角栓によって毛穴がふさがり、内部に皮脂がたまり始めた状態のニキビです。

痛みや腫れはありませんが、進行すると炎症を起こす可能性があります。目黒駅直結のあいおいクリニックでは詰まっている角栓を取り除く面ぽう圧出などの処置で除去することができます。しかし、連続して白ニキビができたり、広範囲にできたりする場合は、予防のためにホルモンバランスを整える治療をする必要があるかもしれませんのでご相談ください。

・黒ニキビ

毛穴の内部に多くの皮脂がたまり、毛穴表面に皮脂が飛び出ている状態です。皮脂は酸化すると黒くなる性質があるため、黒ニキビと呼ばれます。炎症は起きていないので、基本的には白ニキビと同じ治療を行います。

・赤ニキビ

毛穴の内部にたまった皮脂をえさにアクネ菌が増殖し、炎症が起こっている状態です。赤ニキビができると、腫れ、痛み、肌が赤くなるなどの症状が出始めます。また、炎症を起こしたニキビをつぶしてしまうと、ニキビ跡が残ることもあるのでつぶさないようにしましょう。目黒駅直結のあいおいクリニックではホルモン治療などの根本的な治療を視野に入れつつ、炎症の起きている部分に抗生物質、副腎皮質ホルモン剤などを塗り、炎症を抑える治療を行います。

・黄色ニキビ

アクネ菌による炎症が悪化し、膿を持っている状態です。この状態のニキビができた時は、皮膚科を受診するようにしましょう。つぶしてしまうと跡が残る可能性が非常に高いので、つぶさないように注意しながら、幹部を清潔にするようにし、早めに皮膚科を受診するようにしてください。

・紫ニキビ

強い炎症が慢性化し、毛穴の内部に血液、膿などが溜まっている状態です。自然治癒は望めないので、専門的な治療が必要です。ニキビ跡が残る可能性が高いですが、継続的に治療することで徐々に消えていくことも望めます。

 

いかがでしたか?ニキビにも治療法は多くありますから、お悩みの際は目黒駅直結のあいおいクリニックへ一度ご相談ください。

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